駅前で訴える人々

 

 全労連のアンちゃんたちが、「戦争法反対」の垂れ幕を持って駅前に佇んでいたから、聖書の勧誘は無視する私が「チラシあるかい?」と尋ねたら「ないです」と言われた。

 

 参加者が二~三十代だったので、上から言われてポーズでやってるんじゃないのかな、とは思った。やる気ないなぁ、全労連と思った。


 まぁ強行採決も取れるしね。

 右傾化という割に、より右よりな次世代の党が大敗しているので、大衆は右傾化してるよりも、旧与党である野党に絶望しているという気が。

 だから戦争法案、もとい平安法制に対しても、ISや中国の脅威の前には国民も仕方ないと思ってそうだけどね。

 でなければ、尖閣侵犯の際に、情報を隠蔽しようとした当時の与党に対して反旗を翻した、動画流出の自衛官が大衆から持て囃されないわけで。


尖閣諸島流出ビデオ 衝突シーンまとめ - YouTube

 

 古賀さんにしても「アイアムノットアベ」とか、それをシソウした香山さんにしても、長期に渡って精神世界やメディアの「誰も注意してくれない」世界で「独裁」をし続けてしまった事で、大衆との乖離やバランス感覚を喪失したのだとは思う。

 

 

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 これはツイッターで見かけたつぶやきにすぎないのだけど、「非正規の仕事に向かう際に、駅前でマイホームのローンや子育てを話題にしている労組の幹部がいた」という話が実に重い。

 今の社会で苦しんでいる非正規の人の賃上げや雇用改善よりも、「自分たち」の思想的問題の方が大事になってるひとのように。